建仁寺 Kennin-ji temple
鐘楼(Daraninokane) と法堂(Hatto)
生垣はチャノキ(茶樹)、建仁寺を開山した栄西(えいさい/ようさい) が宋より茶の種子を持ち帰り栽培や茶を飲む習慣を広めたことに因む。
両足院 Ryosokuin temple
建仁寺塔頭(たっちゅう)のひとつ。
今日の目的はここと、同じく塔頭の久昌院(Kyushoin)。いずれも冬の特別公開。
両足院にて念願の伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」を拝見。
マクロ撮る人なら分かると思うが、花弁の根元のわずかな隙間から漏れる日やその日に照らされる花托(花床)の明るさや病葉(わくらば)の変わりゆく様まで描き分ける人である。超絶技巧を言っているのではない。「ありのまま」の自然讃歌である。
チャノキ (茶樹)
学名:Camellia sinensis
ツバキ科 Theaceae
ツバキ属 Camellia
遅れて咲いた花。
花期は10~12月で既に大部分は実になっていた。
拾ってきた種子
なるほどツバキ科である。
乾いてしまうと芽が出ないそうなので湿らせた水苔に包んでおく、時すでに遅しかもしれないが。
久昌院 Kyushoin
池泉観賞式庭園
縦のライン横のライン
綾なすは心字池
二段の生垣に建仁寺の樹木とそこから垣間見える(らしい)東山
建仁寺山門
いつも花見小路側から入ってしまうが、こちらが正面。
米に麹菌を生やしたものを「もやし」と言うのだそう。
西福寺 Saifuku-ji temple
柿カラス
「相槌稲荷大明神」とあるが、三条通のそれとの関係は不明。
Watching you, watching me
六波羅蜜寺 Rokuharamitsu-ji temple
十一面観音立像と本堂。
本尊の十一面観音立像(一木造)は国宝、辰年のみ開帳。
明日は奈良、大和路八十八面観音のいくつかを訪ねてみよう。
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