晴れのち曇り Partly cloudy
八丈富士の裏側から山を降ります。
南原千畳岩海岸
八丈富士の噴火により溶岩流が海に流れ込んでできた海岸。
大賀郷地区大里の玉石垣
その昔、流人が糧を得るために運び積み上げたもの。史跡のみならず、地域の民家にも玉石垣が残っている。
都道沿いの綺麗な玉石垣は道路拡幅工事に伴い再築されたものなので横道に入るべし。
余談ですが、道路拡幅によってだいぶ自然が減ってしまった、と八丈島が気に入って住み着いてしまった方がおっしゃってました。なかなか難しい問題です。島民の生活や観光には車は必需品ですし。また、島の公共事業は、先の震災の復興のために人手不足だったりもする。
左の写真中央の湯屋の屋根の上に葉を広げているのは大型の木性シダ、
ヘゴ(学名:Cyathea spinulosa)、
ヘゴ科 cyatheaceae ヘゴ属 Cyathea
右手前は通称:ロベ
フェニックス・ロベレニー
和名:シンノウヤシ (親王椰子)
学名:Phoenix roebelenii O’Brien
ヤシ科 Arecaceae ナツメヤシ属(フェニックス属) Phoenix
ロベ栽培は島の重要な産業のひとつ。ロベの出荷の最盛期は3月と9月で、今の時期は、出荷のためよりも最盛期に質の良い葉がたくさん出てくるようにするために刈り取る作業が必要で大変なのだ、と昨日の温泉で出会った農家のおばちゃま。フリージアは一日3000本切るので指が痛くなると。温泉で農作業の疲れを癒して。
今回は行きませんでしたが、漁港には漁師さんたちが陸に上がって温まる温泉もあったり。
藍ヶ江漁港付近からの眺め
向こうは太平洋。
島の伝統的な家の造りは高床式。
雨が多いので、湿気やネズミなどへの対策。
神湊漁港
搭乗開始5分前
空も滑走路も緋に染まる。
出発ロビーの西側に窓が無いのが残念。
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